あこがれのヴィンテージ家具!基礎知識とオンラインでの上手な探し方

雑誌やInstagramなどで、おしゃれなヴィンテージ家具を目にすることってありますよね。
いつか自分の部屋にもセンスよく置けたらいいなぁって思いませんか?

ヴィンテージ家具には、さりげないこだわりクールでスタイリッシュな雰囲気があって、ワンランク上のインテリアという感じがします。

とはいっても、どう選んだらいいのかよくわからないよね~
値段も高そうで、なんとなく挑戦しにくそう…

そこで今回は、ヴィンテージ家具の基礎知識とオンラインでも自分好みものをお得に探すコツをお伝えしたいと思います。

押さえておきたいヴィンテージ家具の基礎知識

ヴィンテージ家具といっても、具体的にどんな家具のことを指すのか、またどんな種類があるのかなど、わからないことが多いのではないでしょうか。

私も最初は漠然としていたんですが、少しずつ調べていくうちに自分の好みもわかってきて、欲しいものが探しやすくなったんです。

ここではまず、その定義テイスト別の種類をご紹介しますね。

そもそもヴィンテージ家具ってどんな家具?

ヴィンテージ家具の定義については、実ははっきりとしたものがないんです。
どのような家具を指すかはかなり曖昧で、人やお店によってばらつきがあります。

一般的に言われている特徴は以下のとおり。

  • 1950年代から70年代に作られたもの
  • 「アンティーク家具」に比べると、よりカジュアルでシンプルな雰囲気

たしかに、アンティーク家具よりヴィンテージ家具の方が、現代の部屋にも取り入れやすいデザインが多い気がしますよね。

また、ヴィンテージ家具を探すときに知っておくといいのが「ヴィンテージ」と似た意味を持つ名称です。
たとえば、以下の「レトロ」「シャビー」「ジャンク」「ブロカント」などです。

名称意味/特徴
レトロ懐かしさや味わいを感じる古家具を指す名称で、ヴィンテージより柔らかく、クールさは少ない
シャビー「古めかしい」という意味だが、現在では質感が粗い古家具を指して使われる傾向がある
ジャンク、ブロカント「ガラクタ」という意味で、カジュアルな古家具のヴィンテージに近い意味ではあるが、修理していないなどワイルドな雰囲気のものが多い

私はネットで調べるとき、この4つの名称を検索キーワードとしてよく使っていますよ。
お目当ての家具が「レトロ家具」で検索した中に出てきたこともあるので、よかったら参考にしてくださいね!

テイスト別のおすすめヴィンテージ家具

ヴィンテージ家具を探すには、自分の好きなテイストを知ることも必要ですよね。
ここでは代表的なテイスト3つをご紹介したいと思います。

ヴィンテージ家具の代表格「北欧デザイン」

「北欧デザイン」は、木の自然なあたたかみや質感をシンプルに表現しつつ、先細りの脚などスタイリッシュな印象が特徴です。
クセの強いデザインではないので、取り入れやすいテイストだと思います。

実は、北欧デザインといってもすべてスウェーデンやデンマークで作られているわけではないんですよ。
あまり知られてはいませんが、日本でも北欧デザインのヴィンテージ家具が作られているんだそうです!

きめ細やかな手仕事で品質がよく、日本人の体格や住環境に合ったサイズ感や棚板を多く設けたデザインなど、実用的な作りが特徴です。

クオリティが高いと値段も高額になりますが、いつか手に入れたい憧れのヴィンテージ家具の1つですよね♪

ポップモダンな「ミッドセンチュリー系」

「ミッドセンチュリー系」は、ポップな色味やプラスチックなどの近代的な素材のものが多く、曲線を活かしたモダンなデザインが特徴です。

デザイナーズものも多く、体を包み込むようなイームズのシェルチェアなど、おしゃれなカフェなどで目にしたこともあるのではないでしょうか。

個性的なデザインで主張も強めですが、ほかの家具と合わせてもなぜかうまくまとまるんです。

ダイニングチェアの1つをミッドセンチュリー系にするだけでもいいアクセントになりますよ。それだけでポップな印象になるので、ヴィンテージ家具初心者にもおすすめです。

古さがむしろ新鮮な「和家具系」

最後に忘れてはいけないのが、和箪笥などの「和家具系」です。

和家具というと、存在感のある金具がついていて重厚で豪華なイメージがありますが、中にはシンプルなデザインのものもあって選択肢が広いんです。

ノスタルジックな雰囲気も魅力の1つですが、そう感じるのはやはり日本人ならではですよね。
わざわざお店に探しに行かなくても、意外と実家などに自分好みのお宝が眠っていた!なんてこともあるかもしれません。
宝探しのつもりで探してみてはいかがでしょうか♪

私は古民家カフェが好きでよく行くんですが、参考になるインテリアがたくさんありますよ。
たとえば、衣装和箪笥をローボードとして活用してそこに小さなオブジェを飾るなど、さりげなくクールな雰囲気がおしゃれですよね。

オンラインでの上手なヴィンテージ家具の探し方

ヴィンテージ家具は実物を見て選びたいものですが、欲しいものが近くのお店にはなくオンラインで探さなくてはいけない場合もありますよね。

そんなときに知っておきたい留意点や、お気に入りの家具を失敗なくお得に手に入れるコツをお伝えしたいと思います。

通販ショップは画像のクオリティが重要

ヴィンテージ家具は、使用感や傷などを含めた細部の状態や全体の雰囲気をしっかり確認したいですよね。
実物を見ることができない通販の場合、商品説明と併せて添付されている画像のクオリティにこだわっているお店を見つけることが大切です。

画像のチェックポイントで重要なのは、次の2点です。

  • 画像のライティングが自然な明るさである
  • 画像が少なくとも10枚以上確認できる

画像は明るすぎず暗すぎず、自然な部屋の明るさで撮影されているかがポイントですよ。
光の明るさによって、家具の質感や色味が肉眼とはかなり違って見えることがあるので、その点についてよくわからない場合はお店に問い合わせてみるのもいいかと思います。

また、通常の通販では5枚程度の画像が掲載されていることが多いですが、10枚以上の画像を確認できるお店は商品の状態がよく、安心して購入できる可能性が高いですよ。

私は、家具の前後左右からの画像をよく見て、色ムラや傷がないか確認するよう心がけています。
また、ブランドものならロゴ部分を見て正規品であるかどうかをしっかりと確認しておきたいですね。

実際に届いた家具がイメージと違っていたということがないように、画像の確認は厳しくしっかり行うようにしましょう!

ヴィンテージ家具をお得に手に入れるコツ

おしゃれでセンスのいいヴィンテージ家具でも、できればお得に購入したいですよね。
そこで、少しでもお得に手に入れるためのちょっとしたコツを紹介しますね。

まずは、ノーブランドのヴィンテージ家具です。
有名ブランドはコレクターも多く高額になりがちなので、ノーブランドのものをメインで探すと掘り出しものに出会えるかもしれませんよ。
ちなみに、ブランドロゴの代わりに国名だけが記してあるのがノーブランドかどうかを判断するポイントです。

ほかには、デザイナーズ物の復刻版もおすすめです。
デザイナーズ物の家具は多くが意匠権や著作権が切れていて、復刻版が多く出回っています。
決して違法なコピー品ではありませんし、元祖と比べて手に入れやすい価格なので、デザイン重視で選ぶのであれば選択肢の1つに加えてもいいですよね。

ただし、低品質なものもあるので気をつけなくてはいけません。
1つの目安として、正規品の5分の1から10分の1くらいの価格が妥当だと言われているので、あまりに安すぎるものは注意しましょう。

また、私が通販で探すときに注目しているのがお店の場所です。
お店や倉庫の土地代が高いほど、その分が家具の価格に上乗せされていることが多いんです。
要するに、土地代の安い場所にあるお店の方が良質のものをお得に提供している可能性が高いということですよね。

いいなと思うヴィンテージ家具を見つけたときは、ぜひその点をチェックしてみてくださいね!

まとめ

  • ヴィンテージ家具は現代の部屋にも取り入れやすいデザインが多く、カジュアルでシンプルな雰囲気が特徴
  • いくつかあるテイストの中でもヴィンテージ家具初心者におすすめなのは「北欧デザイン」「ミッドセンチュリー系」「和家具系」の3つ
  • 通販のヴィンテージ家具は、家具の状態をしっかり確認するために、自然の光に近いライティングの画像を10枚以上添付しているお店で探すのがポイント
  • ヴィンテージ家具をお得に手に入れるコツは、ノーブランドのものや復刻版をメインに探すことや、経費がかかりにくいお店を見つけること

ヴィンテージ家具は、知れば知るほどその魅力に引き込まれますよね。
自分に合うヴィンテージ家具を探して、ぜひワンランク上のインテリアに挑戦してみてください!

 

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