自分の部屋をもっと素敵に!一人暮らしの部屋は小物でおしゃれになる

一人暮らしの部屋をどんな雰囲気にするかを考えるのって楽しいですよね。
自分だけの心地よい空間を作ることは、まさに一人暮らしの醍醐味です。

とはいっても、いきなりイメージ通りの部屋に住んだり、高価な家具や雑貨を買いそろえるのは難しいなぁ…

私も一人暮らしを始めたとき、同じような状況でした。
そこで、比較的手軽に、小さな空間でもおしゃれに演出できるのが「小物」です。
今回は、その小物の選び方とおしゃれな見せ方のポイントをご紹介します。

一人暮らしの部屋をおしゃれにする小物の選び方

雑貨屋さんに行くと可愛い小物が溢れていて、どれを選んでいいのか迷ってしまいますよね。
その場の勢いで買って部屋に飾ったとき、全体のまとまりがなくなってしまったという経験はありませんか?
そんな失敗をしないための小物選びのちょっとしたコツをお話ししたいと思います。

色から選ぶ

インテリアの色は、部屋全体の印象に大きく影響します。
たとえば、使う色が多すぎるとまとまりのない部屋になってしまいますよ。
小物も同じで、その色によって空間の雰囲気が決まります。

じゃあ、どんな色の小物を選んだらいいんだろう…

小物の色の選び方について、私が参考にしている方法をご紹介しますね。

小物の色を統一する

自分の好きな色は落ち着く空間を作ることができます。
そこで小物をその色で統一して選んでみましょう。

例えばベージュが好きなら、クッションカバーをベージュの濃淡で揃えたり、フラワーベースやトレイをベージュに統一することでまとまりのあるインテリアに仕上がります。
同じ色でも素材を変えることで表情を豊かにすることもできます。

アクセントカラーになる小物を選ぶ

部屋全体を同じトーンで統一しているのであれば、小物をアクセントカラーで選ぶ方法もあります。

アクセントカラーはメインの色を引き立てたり、空間に動きを出す効果があります。
ただし使う色は1~2色まで面積は全体の1割程度になるようにアクセントカラーを使うことでバランスの取れた空間になりますよ。

ちなみに、私はアクセントカラーを選ぶとき「色彩理論」を参考にします。
インテリアはもちろん、服のコーディネートなどにも役立つので機会があれば調べてみてください!

インテリアスタイルで選ぶ

インテリアスタイルで小物を統一すると雰囲気のある空間を演出することができます。
まずはその空間をどんな雰囲気にしたいかを考え、そこから自分の好きなインテリアスタイルを発見しましょう。

おしゃれな雰囲気といっても色々あるよね。
どんな雰囲気にしようかなぁ♪

ナチュラルな雰囲気にしたいなら「北欧スタイル」がおすすめ


フィンランドやノルウェーなど北欧地域のデザインは、木などの天然素材で自然を感じさせ落ち着いた印象を与えてくれますよ。
全体の色は白やベージュ、グレーといったナチュラルカラーで統一し、「差し色」を加えることで北欧らしさを演出できます。

初めて一人暮らしをしたとき、この北欧スタイルに憧れてマリメッコ風(笑)のクッションで北欧っぽくしていたのは懐かしい思い出です…

ロマンチックで優雅な雰囲気にしたいなら「フレンチスタイル」がおすすめ


ベースカラーは白。
小花柄のファブリックや丸みを帯びた装飾雑貨でロマンチックな雰囲気を演出できます。
キャンドルやドライフラワーで"時間の経過"や"使い古した"などを意味する「シャビー(Shabby)」な空間を作ってみてはいかがでしょうか?

大人っぽい印象でおすすめです。

エキゾチックな雰囲気にしたいなら「アジアンスタイル」がおすすめ


東南アジアのリゾート地にいるような、癒しの空間を演出できるのがアジアンスタイルです。
竹や藤などの自然素材を使った籠やランプ、アジア各国の置物などでエキゾチックな雰囲気が作れます。

異国情緒の漂う空間で、非現実的な雰囲気を味わうのも日々の疲れを癒してくれそうですね♪

雑貨屋さんのように小物をおしゃれに見せる方法

次は小物の飾り方です。
上手に小物選びができても、どう飾ればいいのかこれまた迷ってしまいますよね。

いざ飾ってみても、イマイチあか抜けないんだよなぁ~

そうですよね。
でも、おしゃれに見せるのって一見難しそうにみえますが、少しの工夫で同じ小物もさりげなくおしゃれに見せる方法があるんです。

小物の配置バランスを考える

高さや奥行き、他の小物との間隔や順序を意識するだけで大きく見え方が変わります。
ここではディスプレイの基本的な手法と、私が実際に取り入れている具体例をヒントとしてご紹介します。

三角に並べる

「三角構成」と呼ばれる手法です。
一番背の高いものを三角形の頂点にして、左右手前に置くものを次第に低く並べていきます。
人は心理的に三角形を見ると美しさや安定感を感じるそうですよ。

私は、背の高さの違うキャンドルをこの手法で飾っています。
二等辺三角形の高さになるように並べることで、シャープさが出てバランスの取れた配置にすることができています。

シンメトリー(左右対称)、アシンメトリー(左右非対称)に並べる

この2つもディスプレイの基本手法です。
シンメトリーは左右対称に並べることで、規則性のある落ち着いたイメージを表現できます。
その反対でアシンメトリーは左右のバランスを崩して並べることで動きを出すことができます。

シンメトリーは整った印象でホテルのような高級感を出すにはよい手法ですが、一人暮らしの部屋ではアシンメトリーのほうが取り入れやすいかもしれません。

私は横長の棚に成長度合いの違う観葉植物をアシンメトリーに並べることで、動きのあるアンバランスさを楽しんでいます。

繰り返し並べる

同じものや同じ構成のものを繰り返し並べることで、ひとつでは目立ちにくいものにインパクトを持たせることができます。

私はマニキュアをこの手法で並べ、見せる収納にしています。
ちょっとしたネイルサロンのような空間になって、気分が上がりますよ♪

飾り方を真似する

雑貨屋さんのディスプレイってほんとうにおしゃれですよね。
自分好みのお店を見つけてディスプレイを真似してみるのもおすすめです。

私が好きなのは「崩し」のディスプレイです。
敢えて無造作に飾るのはなかなか難しいので、おしゃれなディスプレイを見つけたときは参考にしています。
日ごろから気に入ったディスプレイを撮りためておくのもいいでしょう。

その際は、お店の方に一声かけるマナーも忘れずにね!

まとめ

  • 小物をうまく取り入れることで手軽に自分好みの空間を作ることができる
  • 小物を色で選んで、同じトーンでの統一感やアクセントカラーでのインパクトを楽しむ(色選びは色彩理論を参考に)
  • 飾り方は、基本手法を取り入れたり、好きなディスプレイを真似することがおすすめ

今回お話しした内容は初心者さんでも取り入れやすい方法です。
いきなり部屋全体を完成させようとするのではなく、まずは小さい空間から挑戦してみましょう。
リビングには北欧スタイルの小物、キッチンにはフレンチスタイルの小物、というように空間ごとにテーマを決めて飾るのも楽しいですよね。

一人暮らしを思いっきり満喫するために、自分だけの素敵な空間を演出しちゃいましょう!

 

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