親元を離れて社会人生活をスタートするときは、多くの方がワンルームや1Kなどの狭い賃貸を借りますよね。
お財布に余裕が出てきたからもう少し広い部屋に引っ越そうかなぁと思うのは、社会人5年目あたりでしょうか?
でも、いざ住んでみると1LDKって思ったより広く感じないなぁ…
実は、私も広い部屋に住みたいと思って引っ越したことがあるのですが、1LDKだから広々と過ごせる、って安易に考えてレイアウトに失敗してしまったんです!
一人暮らしで1LDKの間取りを選ぶ1番の目的は、広い部屋に住みたいから、ですよね。
そこで今回は、1LDKの空間をより広々と感じるために知っておきたい注意点についてお話ししていきますね♪
1LDKなのに広くない!?レイアウトに失敗する原因
私は就職と同時に、1Kの賃貸マンションを借りて社会人生活をスタートしました。
実家は田舎の戸建なのですが…それと比べると、都会の部屋は本当に狭い!
何年か働いてお金に余裕が出てきたら、絶対に1LDKに引っ越してやる!!
入居して2日目には、そう決心していました(笑)
そして実際に5年後、念願の1LDKに引っ越すことができたんです。
ところが、いざ住んでみると、思ったより広く感じなかったのです。
それには、3つの原因がありました。
それぞれ、もう少し詳しくお話ししていきますね。
置く必要のない大きめの家具を買ってしまった
当たり前ですが、大きい家具は場所を取るので、その分部屋が狭くなります。
私は部屋にソファを置くことに憧れがあったので、1LDKに引っ越す際にカタログでサイズを見てから1人掛けのソファを購入したんです。
ところが、いざ部屋に置いてみると思った以上に圧迫感がありました。
サイズは測っているので部屋には収まっているのですが、いざソファを置いてみると意外とソファの上で過ごす時間が短かったんですよね。
要らないものが部屋を陣取っていると、心理的に部屋が狭く感じてしまうのだと思います。
同じサイズだったとしても、部屋に置くものは本当に必要なものに限定することが大切なんだと痛感しました。
動線を妨げるレイアウトにしてしまった
部屋の体感の広さは、動線にも大きく影響されます。
私はここでも、部屋を狭く感じさせてしまう原因を作ってしまいました。
私の部屋は、玄関からリビングを通って寝室に入るような間取りになっているのですが、リビングに置いたテーブルが寝室までの動線を絶妙に邪魔している状態です。
ちょっと避けるくらい大したことじゃないように思うかもしれませんが、毎日のこととなるとこれが意外とストレスになるんです。
生活動線に無駄があることは、何だか部屋が狭いなと感じる原因になり得ます。
私も、テーブルのように必要な家具は動線を考えて配置すべきだったなと反省しています…。
元々持っていた家具をそのまま引越し先に持って行ってしまった
新居に引っ越すときに、元々持っていた家具をそのまま持って行くことは珍しくないですよね。
もちろん全部新調するとお金がかかりますから、それ自体は悪いことではありません。
ただし、お金がもったいないという理由だけで家具の買い替えを渋ってしまうと、部屋のレイアウトに失敗してしまうかもしれません。
私は元々持っていたテレビ台をそのまま引越し先に持って行ったのですが、ちょっとだけクローゼットの扉に重なってしまったり、ベッドと壁の隙間に置けなかったりして配置に苦労しました。
結局、ワンサイズ小さいテレビ台を買い直して置きたい場所にぴったりと収めることはできたのですが、最初から引越し先の間取りに合わせた家具を購入した方がレイアウトには失敗せずに済むことが多いと思います。
まだ使えるものを処分することはもったいないことではありますが、どうしても引越し先に置くことが難しい場合は思い切って買い替えることも時には必要ではないかなと思います。
部屋をより広く感じやすくするためのコツ
部屋をより広く感じやすくするには、どうしたらいいんだろう?
せっかく1LDKに引っ越したのに、部屋があまり広く感じなければちょっと損した気分になりますよね。
そうならないために、同じ間取りでもより空間を広く感じるためのコツをご紹介します!
大きい家具は慎重に選ぶ
私の失敗談でもご紹介したように、家具は単純に部屋に入ればいいというものではありません。
あまり使っていないのに場所を取るような家具があると、それだけで部屋が狭く感じてしまいます。
ソファやベッドのように、大きい家具は本当に必要なのかどうかも含めて慎重に選ぶことをおすすめします。
もちろん、購入前にはサイズをしっかりと確認しておき、できればお店で実物を見ておくとより安心ですよ。
動線上に重ならないように家具を配置する
家具を配置するときは、動線についてもしっかりと考慮しておきましょう。
引越し前に動線までイメージするのはなかなか難しいのですが、少なくとも間取り図面は手に入るはずなので、それを見ながら自分の動きをシミュレーションするとよいと思います。
契約前に部屋の下見ができるのであれば、家具を置きたい場所のサイズを計測し、写真も撮っておきましょう。
そうすれば、動線を邪魔しないような家具を選びやすくなるはずですよ。
ちょっと面倒だけど、住んでから後悔しないためにもしっかりと動線をイメージしておこう!
全体のバランスを考慮して家具を買い替える
先ほどもお話ししたように、捨てるのがもったいないという理由だけで元々持っている家具を全部引越し先に持って行くとレイアウトに失敗するかもしれません。
部屋の体感の広さは全体のバランスに大きく左右されるので、持って行きたい家具と買い替えたい家具はバランスを考慮して決めましょう。
全体のバランスとは、具体的には色やサイズなどが挙げられます。
例えば、部屋のテーマカラーをグリーンに決めて統一感を出したり、大きめのソファを置くことを優先して他の家具は極力小さいサイズを選んだりすると、広々と感じられる部屋が完成すると思いますよ。
家具を買い替えないとうまく配置できないことも少なくありませんので、必要に応じて家具は買い替えるものだと認識して引越し準備できるとよいですね。
まとめ
- 広い部屋に住みたい一人暮らしが1LDKに引っ越しても、部屋が狭く感じることがある
- レイアウトに失敗する原因には、不要な家具の設置や動線を妨げるレイアウト、家具の買い替えを渋ることなどが挙げられる
- 部屋をより広く感じるためには、家具選びや動線・全体のバランスの考慮などのコツを押さえるとよい
ご紹介した注意点を意識すれば、同じ1LDKでもより快適に過ごせる空間を実現できるのではないかなと思います!
ぜひ広々としたお部屋を手に入れて、充実したおうち時間をお過ごしくださいね♪